崖沿いのホテル、カフェ、あるいはその他の建物でおもしろいなあと
思うのは宙に浮いたように見える玄関だ。
崖下に階段とメインの建物が展開しているので、
玄関はどうしてもこのようになる。
デザイン的にこうなったのかと思いきや、
機能的にこうなるような気がした。
建物は壁が基本的に白で、たまにベージュ、薄い黄色、
ピンクなどがある。写真のように青い壁はまれ。
壁はほぼ1年ごとに塗り直すという。
まあそうだろう。
窓枠は基本的には青で塗られている。
この青、ペンキを売っていれば間違いなくお土産として買ったのだが
売っていない。まあ、聞かなかったけど。
泊まったホテルの外観と、
トイレの窓から見える教会の青いドーム屋根。
さて、空港到着から早速ぼったくりPickupに遭い、
Firaの中心部で下ろされてバスに乗り換えてOia(イア)に向かった。
Firaもだが、Oiaはさらに崖に無数の白い壁で作られた建物が連なる
小さな規模のエリアだ。峰を越えると海側に広がる景色が非常に良いので
ホテルもハネムーナー向けのような、ラグジュアリーなものが多い。
それでもギリシャの物価は安いので、イメージ的には1泊250~1000ユーロくらいだ。
しかし欧米の人は比較的、家族で来る人も多いので
海側の景色を望まなければリーズナブルなホテルも結構ある。
今回2泊したのはリーズナブルな方で、
1泊100ユーロのOia's Sunsetというホテル。
トリップアドバイザーで結構上位だった。
ちなみにイアは島の西端にあり、かなりの観光客がSunsetを見に
夕方から集まってくる。
単純にイアズサンセット、と言うと夕日のことなので
イアズサンセットというホテル、という認識でいないと、
ちょっと話をするときに混乱を来す。
イアズサンセット見に来たんだけど道こっちの方向でいい?
と実際聞かれた。
このホテルは部屋からは全く海が見えなく、
つまりサンセットは全く見えないわけだが雰囲気は良い。
入り口がわかりにくい。
フロントは自分で鉄格子の玄関を開けて階段を上がったところにある。
フロントと言ってもバーカウンターで、
カクテルとかが出せる感じになっていて、実際飲み物メニューと
朝ご飯10ユーロ、とだけ書かれている。隣にはもうプールがある。
サントリーニ島では正直写真を撮りすぎたので収集がつかない。
とりあえず風景を、Tilt-shift makerでミニチュア写真風に変換してみた。
もともとの写真から妙なミニチュア感があった。
ちなみに風景は全てOIAという島の南西に位置する小さな観光地。
島の西の端に位置するため、夕方から夕日を見に大勢の観光客がやってくる。
西のほぼ端から島の北側を見た感じ。
有名な青いドーム状の教会の屋根が見える。
ちなみに次の写真は本物のミニチュア。
おみやげとして売っていた。買ってないけど。