去年のイベントでは田中功起のおもしろビデオ、
怱那光一郎の飛行機写真に出会えて非常によかったのだが
今年はヒットする作品がほぼ無し。
唯一パラモデルの
極楽百景 - 第八景 - 新世界 - 三桂クラブ - 新しい遊びの始まり方
という作品が面白かった。これはおもしろい。うん。
全体を通しては、入場制限と雨と土曜の午前中という時間で
少しだけ空いていたのでまあ見やすかった。けど入場料も1000円に
なってたし残念。
理屈ではわかる。
陸と海の温度差によって出来る風が
朝晩でその温度差が逆転する瞬間、
風が無くなる。それが凪だ。
Manihiの海岸は非常に強い風が常に吹いていた。
方向は定かでない。
恐らく珊瑚礁が堆積して出来た帯状の島の
内側と外側で、海の温度が違うために起こっている
風ではないかと思う。
陸風が起こるほど陸地が無いからだ。
マニヒを出発する時、
初めて早起きをした。時間は8時頃だったと思う。
風が完全に止んでいた。
海は本当に今まで見たことのない様子を示していた。
時折魚が起こす波紋を除けば、水面は異常にのっぺりしている。
波が無いために、非常に透明度が高く
魚が何をしているか完全に見える。
遠くを見ると、朝日が海面に全反射して
これまで見えていた
エメラルドグリーンからブルーに変わっていく
海の色が見えない。
海に浮かぶ家はその影を海面に落としている。
鏡面のようだ。
感激して眺めていると、やがて海側から風が吹いてきて
普段通りの海になった。
あけましておめでとうございます。2008年
年越し含め13日間旅行していたため
新年的な感覚がかなり希薄ですが
よろしくお願いいたします。
26になりました。
ちなみにこの年賀状はサイパンの写真です。Tahitiじゃあない。
1/1~9であとでTahitiの記事公開します
写真が多すぎてうpできねえ。
タヒチにいて
最も環境が違うな、と感じたのは犬だ。
そうか、
人間と犬は
昔はこういう関係だったんだろうな
と思った。
マニヒ島では首輪のある犬はいない。
彼らは大抵日陰で勝手に昼寝している。
自転車で人気のない真っ昼間の海岸に行くと、
海で遊んでいる犬が数匹いる。
もちろん飼い主の姿は無い。
ただ自分で海に入りたくて海にいるのだ。
しばらくすると彼らは家に帰る。
この姿を見て
東京にいる犬たちはなんて過保護で
依存しているんだろうと思った。
果たして東京の犬は
ここで飼い主から自由に行動しろと言われたら
どう行動するんだろう。
カルチャーショックという意味では
彼らの姿が一番カルチャーショックだった。
1/4。
空港には何もない。滑走路はひんやりとしている。
数メートルおきに描かれたラインが滑走路の中央を示しており
闇を照らすライトはそのライン2本分までしか届かない。
滑走路に寝ころび、空を見上げると半球が見える。
どうして球状に見えるんだっけ、と思う。
ライトを消すと波音が聞こえる。
すぐに海があるのだ。
目が慣れるにつれて星の数が増える。
星が瞬く。
本当に星は瞬くのだ。
東京ではオリオン座の7つの星の中に
他の星なんて一つもない。
でもここでは冗談抜きに、オリオン座に囲まれた
エリアだけで100個くらい星がある。
滑走路はおそらく珊瑚礁をつぶしたのか、
椰子の木の林を切り倒したのかして作られたのだろう。
それでも僕はこの空間が好きだな、と思う。
人工的で、アスファルトしかない。
露光時間を長くしたデジカメで少し遊んだ後、
忘れ物が無いか確認して滑走路を後にする。
明日この滑走路でパペーテに向かう。
そろそろこの旅も終わる。
1/4。
暇だったので2度目のダイビング。
マンタが見たかったが早朝じゃないと見られないとのこと。
もっと前に聞いておくべきだった。まあ仕方がない。
Sergeが用意してくれていたのはサメの餌付け。
Dropoffポイントに到着するとすぐさまサメが寄っている。
灰色で見たことのないタイプのサメ。
時折周囲の魚を威嚇する。
透明度が30~40mくらいじゃないかなと
入る前にSergeが教えてくれた。確かにかなりの透明度だ。
すぐに49分が過ぎる。
タンクの残り量がまだ100ある。
エミクロくんは65くらい。