青森県立美術館は美術館のマークが
点灯するのが見たかったので、その時間に合わせて行った。
あいにくの豪雨で駐車場から美術館まで歩くのも一苦労だったが、
展示を一通り見終わった後にちょうど点灯された。
一つ一つはネオンサインで出来ている。
LEDとかを使ってこの形のキーホルダーでも売り出したらきっと
たくさん売れるだろうなあと思いつつ眺める。
館内は統一されたオリジナルフォントで
注意書き、サインがあり、
白い壁で覆われた空間は
十和田市現代美術館よりもさらにお洒落空間になっている。
外観はフィンランドで見た、フィンランディアホール
に似ているなあと思ったのだが、
フィンランディアホールが照明や構造に真鍮を使っていて、
あれ、ちょっとした豪華絢爛さとは違うが、質実剛健さというか、
なんというかそういった意外さとは逆に、ほとんど完全に白い。
受付嬢的な人達も
ちょっと未来から来ました、と言うような風情を感じる。
常設展は10m四方くらいあるシャガールの巨大な絵がある
広大な空間で始まる。
そこに置いてあった車付きの椅子が非常によかった。
フェルトのようなカバーで、ブーツカットされたような足を持っている。
あれ欲しい。
奈良美智の展示はサラんへにも好評だった。
原美術館とかで見たことがある感じの延長ではある。
あおもり犬は豪雨のため、窓からしか見られず。
ウルトラマンのデザインをした人の展示を見て、
怪獣のデザインは色々な動物や昆虫からきていることに感心する。
展示を見終わってからショップで手ぬぐいを買ったのだが、
この独特の青緑の色は売り切れていて、
ちょうど雨雲のような灰色の限定色を買ってしまった。残念。
わざわざ見に行ったナラミチことYoshitomo NaraのAtoZ Memorial Dog、
想像はこれの約2倍くらいの大きさだったのだが、背中に上れそうなサイズ。
実際上ろうと試みるも、
つるりとした背中に
雨が降った後で水滴がついていてとっかかりが全くなく、
gamiさんにけつをおしてもらって、子供を預けてなお
到達できませんでしたww
周囲にラベンダーが咲き誇っていて良いにおいでした。
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国際芸術センター青森。
この木で組んだアーチはすごかったな。
web見ると結構面白そうな展示をやっているようだったが、
残念ながら訪問したときは展示期間ではなかった。
大学と図書館のような印象の建物でした。
栗林隆の展示は肺活量が必要でそれなりに楽しめた。
gamiさんの肺活量がすごかった。
番外展示は時間の都合上、1つしかまわれなかった。
天井の高い空間。フィッシュアイコンバータだと結構面白い写真が撮れる。
迷路のような空間になっている十和田市現代美術館、
常設展は結構面白い作品があった。
有名なでかいおばさん、
「スタンディング・ウーマン」 / ロン・ミュエク(オーストラリア)
のリアルさがすごい。にらみをきかせてくる目線は完全に
生き物のそれで、目が合う。
肌や洋服の質感もまさに今にも動く、という表現が当てはまる。
企画展示を行っていた栗林 隆(日本)の「ザンプランド」 は、
上をのぞき込むと意外な空間が広がっている。
しかし一番衝撃的だったのは
「ロケーション(5)」 / ハンス・オプ・デ・ビーク(ベルギー)
薄暗い空間に入ると、予想しない空間が広がっている。
後でgamiさんがカフェで発見した本、
「Hans Op De Beeck: On Vanishing」にその設計図が掲載されており、
それを見て再度驚愕する。
久しぶりにすごいものを見た。