宿泊していたホテルLIT Bangkokから200mくらい、とりあえず大通りに出ようとすると
必ず前を通るBangkok Art and Culture Centreも
旅行の目的地のうちの一つだった。
外から見ると上の階は
ちょっと円弧を描いている外観の建物だったが
内部構造、特に展示エリアはニューヨークの
グッゲンハイム美術館のような螺旋状の廊下がそのまま
上階へのアプローチ兼展示エリアである。
地下に行ってみると図書館があり、
大勢の学生がなにか勉強していた。
ベビーカーで入り込むと子供の本エリアがあり、
ぐりとぐらなどがあった。
まだ1歳と2ヶ月のサラの場合、
文字が全くと言って良いほど意味をなさないため
タイ語の絵本にも大興奮である。
上階の展示エリアへは荷物を預けないと
入れないシステムになっていた。
複数の展示が行われており、撮影は許可されている。
比較的現代アート寄りの展示の中、
興味深かったのは確か、
"The White Elephant Art Award" Art Exhibition
という白象アートアワードの表彰展示で、
どこかの飲料メーカーが賞金を出していた展示。
とにかく、現在のタイの国王(40代くらいだろうか)を描いた絵、
あるいは彫刻がものすごく多いのである。
ガイドブックか何かで、タイにおいて象はとても大切/神聖な生き物で
そして白い象が生まれた場合は国王に献上するというような
内容の文章を読んでいた。
ググると、白い象は国王の象徴でもあるという。
将軍様、という印象は全くないが、とにかく国王を描いている絵が
これだけ並んでいるというのは、
国民に非常に親しまれている、という話を聞いてからでも
ちょっと不思議な感覚だった。
ちなみに、大賞を取った作品には国王はいなかった。
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パラボラアンテナが特徴的で、
日本で見かける白いプラスチックあるいは金属製のものと異なり
黒いフレーム+網のような構造になっている。
もしかするとスコールの時に、
この構造だと雨が通過するので
放送受信できなくなりにくいのかもしれない。
近代的な駅やデパートの真横に非常に古い民家がある、とか
超高層ビルが寺院のそばに建築されている様子とか、
そういった様子に対照的な違和感のようなモノを感じるのだが
そういえばそういう光景って
日本でも簡単に見かけることが出来るなと
再度認識してからは、それほど違和感を感じなくなった。
ただ街がどんどん動いているだけだ。
サイアムスクエアでは、
サイアム・ディスカバリーがリニューアル中で完全に建物全体が
シャットダウンしていた。