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06tanzania: NRT-BKK-ADD-JRO 06tanzania: ethiopian air 06tanzania: ethiopian air 06tanzania: Ngorongoro crater 8th Wonder 02 Ngorongoro, ンゴロンゴロ 06tanzania: Mt.Meru climbing 4thdday 01 タンザニア メルー登山 4日目 06tanzania: Mt.Meru climbing 3rdday 01 tanzania, Mt.Meru, climbing, kilimanjaro
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title 06tanzania: Mt.Meru climbing 3rdday 01 (2006年9月19日)

ちなみに持って行った寝袋は5℃まで
対応のものだったが十分だった。比較的快適に眠れる。
ついでに、
ポーターに持ってもらったザックはKarrimorのクーガー40-55で
若干容量不足気味だった。自分が背負っていたのは30リットルのもので、
この日はペットボトルとおやつくらいしか搭載しなかった。

微妙に気分が悪く全く眠れないこと2時間余り、ようやく眠れたと思ったところで
夜中の12時、まだ起きるまで1時間あったのだが、山小屋に泊まっている
別のグループが12時?1時?出発だったのか起き出して非常にうるさい
起きてしまい全く眠れずかなり眠い。

仕方なく起きて長袖にセーター、スノボウェアを着込む。
下もスノボウェア。

tanzania_1384.jpg

眠い中ポーターのエリーとガイド、レンジャーが起きてきて
コーヒーだけ飲む。用意がちょっと悪い。他のグループは軽く食べていた気がする。
まああまり食欲は無いわけだけど。1:30出発予定だったか。
忘れたが出発したのは1:45分頃。

外に出ると満月で、ヘッドライトはいらないくらいの明るさ。
ガイドはライトをつけずに出発した。
ウェアを着ているため特に寒いこともなく、歩いても暑くなるわけでもない。

前日の道で砂埃が激しかったためタオルを口に巻いて歩き出す。
1列になり一番後ろ。

まだ背丈以上の木が生えている砂の道をジグザグに、ゆっくりのぼっていく。
端から見ると相当ゆっくり(スワヒリ語でポレポレ)なのだが、3500mを超えているため
空気はかなり薄く急ごうと思っても急げない。

前の人が巻き上げる砂埃がヘッドライトに反射する。
やがて木がなくなり、周りが石になってきた頃、2番目のジャンキーのペースが鈍ってくる。
歩いている道が石になったり、砂になったりした後平らな場所に出る。

tanzania_1384.jpg

ここはライノポイントで標高は3800m。
この時点で3:15。既に1時間30分歩いたことになる。
山頂の標高は4500mで、高度にして登ったのはたった300m、残り800mもある。
まだまだかなりある。

ライノポイントからは若干下りで、稜線をちょっと反らした位置に登山道がついている。
稜線だと風が強すぎるのだろう。
一部ほぼ稜線の岩石地帯を通り、相当怖い。

ところどころ砂地の登山道がとぎれて完全な岩場になる。
月明かりとヘッドライトで進むのだが高度も上がっており
時間もかかる。

これは前もって分かっていたのだが、Meruの山頂は稜線に沿って登っていくと
いくつも上り下りがある。登り切ったところで毎回もしかしてこれが頂上か?と
思うのだが頂上は毎回遙か遠くで、暗闇で視界も無い中、何度もだまされる。

キリマンジャロの影が月で見分けられる。

3つめくらいのダミー頂上で「まだ2時間かかるよ」と言われ
なんじゃそりゃ、という感じになる。
とても眠いし歩みはゆっくりなので歩きながら何度か眠りに落ちる。

DSC1226
歩き続けて3時間、6時頃。
やがて空が遠くの方から黒から紺色に変わってくる。

DSC01227 DSC01222
水平線は薄いオレンジになり、背後の空はこれまでに
見たこともないような色に変わっていく。
うっすらと山の影が空に映る。

moon set
満月が水平線にゆっくりと落ちていき、
やがて雲海がくっきりと見えてくる。

DSC01225 DSC01226

ほぼ稜線を歩いているので視界は良好で、全てがクリアになってくる。

DSC01224

日が登ったのは6:25。西側斜面にいたため稜線まで駆け上がり
日の出を見る。高度は4000mを超えている。

sunrise


とても寒く鼻水が出る。

sunrise

日が昇ると暖かくなり、それでもウェアを着ていて暑いと感じるほどではない。
はっきりと山頂が目視できるようになったが肉眼でもかなり遠い。
20分ほど登ると、山頂でご日の出を見てきたグループが降りてくる。
かなり年配の人もいる。

登るのがかなり厳しくなった人たちが脱落し、あるいは
ポーターに全ての荷物を持ってもらい手を繋いで登っている。
ジャンキーとプルックがかなりきつそうだが、みな自分の足で
登り続ける。

登ることさらに30分、西側の山肌を登るため太陽は見えず、
山の影が背後に見える。ついに山頂の旗が見える。
旗が見えてからも高度にして50mほどあっただろうか?
そんなになかったかもしれない。旗が見えてからの
一歩一歩がなかなか進まない。高度は4500mを超えている。
山頂に到着したのは7:40。

top of Mt.Meru

比較的余裕のある隊長、inox、maruがジャンキーとプルックの到着を待つ。
かなり空腹だったためカロリーメイトを食べるが、到着したジャンキーは
水くらいしか口が受け付けない。
5人全員が登頂名簿に名前を書き、記念撮影。

Mt.meru peak 4,566m


キリマンジャロの影が伸び、空が真っ青になっている。
雲海はメルーの麓を覆っており下界は何も見えない。
近くを鳥が飛んでいる。山頂にもかかわらず高山植物が何とか生き延びて、
小さな花を咲かせている。

kilimanjaro

4560mを登ったという感慨はさほど感じない。こんなものか、という程度。
つねに開けた視界を見ながら登ってきたからかもしれない。

shadow of mt.meru

眺めも良かったしもう少し山頂で休憩していたかったのだが
8時少し前、maruがガイドと共に下山しはじめる。
ジャンキーも高度に耐えられず下山。隊長とinoxのみ少しだけ余計に
そこに留まる。8時ジャスト、下山開始。

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2006年9月19日 14:57

title 06tanzania: Mt.Meru climbing 2ndday (2006年9月17日)

登山2日目はLittle Meruまで登るプラン。
日の出と共に目覚める。
山小屋の裏手に回ると雲の間から日が昇っており
キリマンジャロがうっすらと見える。

夜の間冷えて雲の高度が下がり、Meruの頂上がハッキリと見える。

朝ご飯を食べて山小屋・Miriakamba hutを出る。
ミリアカンバというのは木の名前で、レンジャーが紹介してくれる。
特に印象に残らない木なのだが、隊長が「日本で言うシラカンバ」
とかとやたら名前が似てるな、とボソリ。なるほど。さすが隊長である。

少し坂を下り、遠くに鹿が見える。道は整備されていて
階段状に木が組んであるため歩きやすい。既に高度は2500mを超えているが
森林限界にはほど遠く、ジャングルの中を歩き続ける。

程なくして階段が終わり(高度にして300mほどは登ったか)
くねくねと登り続ける乾いた道になる。
所々、ポーター達がショートカットして直線に登った道がある。

砂は黄土色で、前の人が巻き上げるため体中に入り込んでくる。
なかなか過酷な環境だ。
既に雲のは下で、木々の間から太陽が照りつける。

時々頂上が見える。
後ろを振り向くとジャングルの間からキリマンジャロが見える。
半分ほどの行程で開けた場所に到着する。

比較的単調な登りを登り続け、5,6時間でサドルハットに到着。
高度は3500m。
saddle hut 3,500m

部屋を確保し荷物を最小限にした後、
サドルハットを背にして右手方向のLittle Meruの頂上まで
自分たちだけで登る。

ええーあそこ登るの~~というくらい高いのだが、
1,2時間で頂上に到着。標高は富士山を越えており3800m超。
景色は良い。
本物Meruの頂上が遙か遠くに見える。

Top of the Mt.Meru from little meru

little meru peak 3,801m

Little Meruの下り、プルックが虹を発見。
不思議な虹で、自分たちの影を中心として円形に
とても小さい。
手を挙げると影が虹の中心に。

山小屋に再び帰ってきたのは17時か18時前。疲れ切る。
夕飯を食べて、明日の登山について話しているとガイドがおかしなことを
言っている。7時半出発。
今18時なんだけど7時半というのは明日の朝のことなのかあと1時間半後の
事のなのか。

僕は当然明日の朝の事だと思い、それじゃあ日の出が見られるわけが
ないわけで、日の出見たいんだけど、と言う。
するとレンジャーはOK,じゃあ1時に出発にしよう、とのこと。

ガイドの53歳のおじさんはなんとなくしぶしぶOK。
結局いつの7時半のことなのか分からなかったがいずれにせよ日の出を
見るようなプランでなかったことは確か。この後このガイドも
だいぶさぼり気味+腹黒が決定されることになるのだが

出発まで十分な睡眠時間もなく、急いで準備して眠る。
写真は後日追加

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2006年9月17日 21:46

title 06tanzania: Mt.Meru climbing 1stday (2006年9月17日)

mt.meru from etiopia air
飛行機から眺めたメルー山。標高4562m。

さて、メルーシンバロッジで目覚めご機嫌な朝食を食べた後、
10時半に迎えに来るウラサご一行を待つ。しかし来ない。
prucがトップアップしたGSM携帯で連絡するとあと5分で来るという。
結局30分くらい遅刻で到着。

その間に日焼け止め、虫除けを全身に塗りたくる。
何せマラリアが怖い。

pruc:【人名】プルック
prucの本名はホリウチ、である。
ある日山小屋でホリウチくんのデジカメの中身を
JankyのPCにバックアップ作業をしていた私(わたくし)inoxが
ホリウチ→ポリウチ→poriuchi
というフォルダ名を作るのが面倒だったため、
poriuchi略してpruc(ピーアールユーシー)というフォルダを作成した。
このフォルダ、後で何のフォルダか一瞬分からなくなるわけだが
読むとプルック、である。このようにしてホリウチくんのあだ名は
プルックとなったのである。

つまり正確にはこの時点ではプルックは
ホリウチ、であってまだプルックになっていないのだが、
便宜上プルックで話を進めることにする。

メルーシンバロッジからArushaの国立公園ゲートまでは本当に数分で、
ここで入場作業などをウラサ(=後に現地人にばれないよう、石塚さん
という符号で呼ばれることとなる。ウラサのファミリーネームがグラッドストーン
だったため。)が行う。

06tanzania_meru1_09.jpg

ポーターが持つ荷物の重量チェックなどがここで行われており、
欧米人の団体も到着していた。ちなみに心配性のジャンキーとmaruは
長袖長ズボンに砂利よけなどを装備していたがinoxはTシャツ+スニーカーソックス
というなめた格好で、それいいの的な視線を浴びていたのだが、
欧米人の団体の中に40を超えたと思われる男性で短パンにタンクトップ
という人物がおり、(彼はフレディと符号化されたわけだが)
フレディあんな格好だし全然Dジョビだよとinoxが弁明することになる。
しかしフレディと同じようにinoxDジョブと疑われ、結局意味無い。

06tanzania_meru1_02.jpg


Dジョビ:大丈夫→だいじょうび→Dジョビ
Dジョブ:大丈夫?→大ジョブ?→Dジョブ

ちなみにフレディ一行は別のルートを歩いたようでこの日、山小屋に
先に到着していた。

ごおgぇ先生におしえてもらったもん!
と叫ぶinox。inoxは事前にgoogleで調べていた写真で、
このルートは短パンでもおkだと言う結果を導き出していたのだった。

ごおgぇ先生:
googleが教えてくれたのこと。
googleとタイピングしてそのまま日本語変換してみよう。
ちなみに日本語発音するとゴーゴェっとなってしまい
吐きそうな印象を与えてしまう。

再度車に乗り、Momera Gateまで進む。車で30分ほどか、
シマウマやイノシシ、水牛?とその周りにいる白い鳥(共生しているようだ)
を見かける。途中乗っていたランクルがハイエース追い抜き時に
接触しかける。まじであぶない。
inoxは目撃できなかったのだが伝説の幻獣キリソがいたようだ。

キリソ:
キリンのこと。inoxがどうしても見たいと思っていた幻獣。
ンとソがうまく書けない人って大人になってもいる。実際。
たぶん書き順とかが間違っているのだ。

06tanzania_meru1_05.jpg
そんなこんなでMomera Gateに到着。ポーターに荷物を預ける。


06tanzania_meru1_03.jpg
1人15kgまでポーターが背負うのだが、僕らの荷物はそんなに重たくなく、
ザックと一緒にキャベツや卵などの食材、あるいは灯油、食器、
様々な道具を一緒くたにビニールの袋に入れられて一緒に運ばれることに
なっていた。

06tanzania_meru1_06.jpg
登山者名簿に名前を記入し、ガイドとレンジャーに挨拶して
歩き始める。予定よりかなり遅かったように記憶しているが定かではない。

mt.meru from momera gate
モメラゲートから眺めたメルー。山頂は雲で見えない。
どんより曇ったデーゲーム。

まずは右側に疾走するイボイノシシの親子発見。
遠くには水牛も。
と思いきや登山道の右にいきなり水牛出現。逃げる。

ルートは2つあり、5,6時間かかるジャングルの中を通る方を選択。
それほど勾配もきつくないのだが3時間も歩いているとどんどん疲れてくる。
暑くなりみな上着を脱いでinox勝利宣言。

06tanzania_meru1_04.jpg
小川を超え、ジャングルを進む。
動物の糞がたくさん落ちている。

06tanzania_meru1_10.jpg
この大きいのは象のもの。水場と草のある場所を移動しているようだ。
途中で森が開けた場所があり、象を数匹見かける。

鹿や白黒の猿を横目に上り続け、
隊長がカメレオンを空腹のあまり食べそうになり、
06tanzania_meru1_11.jpg
慌てて全員で止める。

不思議な木の根の下で昼ご飯を食べ
jambo meru>

棘のある草に隊長が触れて毒にビビリまくり、
ペースが遅すぎて日が暮れる、という指摘をレンジャーに受け
後半はペースアップして歩き続けること4時間あまり、
開けた場所に到着。
06tanzania_meru1_07.jpg

休憩し歩き続けること1,2時間、急に平坦になったメルークレーター
06tanzania_meru1_07.jpg

を抜け、日が暮れる前に最初の山小屋Miriakamba Hutに到着。
結構疲れている。標高は2500m。
06tanzania_meru1_07.jpg
山小屋はソーラーパワーでランプの点灯をしており、
水も潤沢にある。2段ベッドが完備され作りもしっかりしている。
ここまでの道は特殊な車で来ることも出来るためか。

ポーター達は2,3時間しかかからないルートを選んで上ってくるとのことだった。
このとき既に到着していたと思う。

太陽が沈み始めた頃雲が無くなり、頂上が見えてくる。
06tanzania_meru1_07.jpg

この後食材が無くて借りた、とかコックが言っていた夕飯を食べる。
ここでもズッキーニスープが出たがおいしかった。
食器は金属製、おそらくステンレスか。さほどきれいな感じはしない。
コップは計量カップ。
大学の教授にもらったチタンのコップを使うことにする。
ミロを飲み、信じられないくらいゼリー状の人工的な色のケチャップを使う。

DSをやって就寝。

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2006年9月17日 12:27

title 06tanzania: mariokart (2006年9月17日)

さて暇な時間はマリオカートばかりしていたタンザニアメンバー。 DSに記録されている対戦成績を公開! 対Janky:(含む富士登山) VS 30勝5敗 バトル 37勝17敗 対Purc: VS 18勝6敗 バトル 33勝15敗 対隊長: VS 6勝0 >>>
2006年9月17日 11:30

title 06tanzania: ethiopian air (2006年9月16日)

少し脱線してエチオピア航空についての写真を適当に集めてみたので
書いてみる。

ethiopian_air_01.jpg
エチオピア航空のチケットはこんな風にエキゾチックなイラストで
便名や行き先、名前は手書きだ。中には英語とスワヒリ語で
注意書きが書いてある。

ethiopian_air_02.jpg
バンコクで便を待つ時点から周りの雰囲気が違う。
乗客の8割以上がアフリカン。
見慣れている注意事項を流すビデオも、出てくる人物が
アフリカンなので一瞬驚く。

ethiopian_air_03.jpg
アナウンスは最初におそらくスワヒリ語、次に英語。
スワヒリ語のアナウンスはなぜか低い男性の声である。
当然シートにもスワヒリ語、英語で説明。

ethiopian_air_04.jpg
これはエチオピア→タンザニアへのボーイング737に搭載された
ソニー製ビデオデッキとおそらくフライトレコーダ。

フライトアテンダントは女性が一部、麻のような薄くきれいな民族衣装風の
服装をしており優雅。

乗客の多くはブラケットを頭からかぶり、眠る。あまり見られない光景だが、
ネットなどでいくつか文章を見ると彼らは幼い頃から毛布を頭からかぶせられ
育てられるため、これが一番落ち着く状態のようだ。

ethiopian_air_07.jpg
ちなみにこの毛布がかなりかっこいい。一部の乗客はこの毛布を当たり前のように
肩にかけ、そのまま飛行機を降りて帰って行く。
タンザニアで感じたのはとにかく、乾期だったためもあるのだろうが
砂っぽさ。頭から毛布をかぶせるのは
砂を防ぐ工夫なのかも知れないが定かではない。

ethiopian_air_05.jpg
エチオピアの首都、アディスアベバからは地図の様に多くのアフリカ各国
への便が飛ぶ。

アディスアベバからの便がかなり日常的に遅延するのはこれらの便を待ってから
出発するせいかと思われる。

もう一つ特徴的なのは、早い物勝ち精神。
半券に書かれている座席番号は適当で、早く乗った人が座る。
もちろんそれは一部の人なのだが毎回それでちょっともめたり、
ドミノ式に違う席に座っている人がたくさんいる。

ethiopian_air_08.jpg
、とにかく我先に乗ろうと
乗客は搭乗ゲートに入り口に群がる。そしてずるこみ(これは主におばさん)
が発生する。1列に並ぶと言うことをしないので放射状に。

ethiopian_air_06.jpg
機内食はそれなりで、今となっては珍しいプルタブ式のジンジャエール。
帰りの便ではヨーグルトの容器が泥で汚れていたりしたが、すでに
そういう事になれていたので普通に食べた。

スワヒリ語は基本的に象形文字に見える。
風邪を引いた隊長がチャレンジした象形文字を表現した写真
ethiopian_air_06.jpg ethiopian_air_06.jpg

ちなみに最後の文字、矢がささってるんですけどw
矢がささってないバージョンもありました。

ちなみに毛布はかっこよかったのでもらってきたw

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2006年9月16日 18:13

title 06tanzania: Ngorongoro to Arusha, Meru simba lodge (2006年9月15日)

ンゴロンゴロクレーターとお別れした後、行きと同じ道でアルーシャへと帰る。

african road created by Japanese
そう言えばクレーターからアルーシャまでの
道路は日本が造ったらしく(政府開発援助か?)非常にきれいで、
快適だった。ネットで調べていた情報が古かったためかンゴロンゴロまでは
未舗装の道が続きかなりきつい、と認識していたためこれは非常に助かった。

運転手は相変わらず寡黙でMaruが何度か話題を振るが
数センテンスで会話が終了する。
もう一度スネークパーク、あるいはマサイミュージアムという
ぼったくりの館と思われる場所に寄ろうとする。

無理矢理車を止められるがが全員で拒否。
突然車を降り、何があったんだと聞くとSomebody has my bagとか
意味の分からない下手な言い訳をして帰ってくる。

アルーシャの街を通り抜け、メルーシンバロッジに向かうが場所がわからない、
と言い出し、準備の良い隊長が持っていた電話番号にかけるも今度は
携帯のチャージが足りず、車で20分ほど走りようやくチャージ、
無事到着する。

Meru simba lodgeはサイトの写真でもわかる通り非常にきれいなところだ。
オーナーのスイス人女性もフレンドリーで
きちんとお湯も出るし、食事もおいしい。
中でもズッキーニのスープはかなりおいしく全員がおかわりをして
きれいに平らげる。

タオルや食器はIKEAで統一されそこがアフリカであることをほんの少し忘れる。
Arushaの国立公園への入り口から車でほんの数kmだし、
キリマンジャロの登山口へも1時間半で行けるので場所も良い。

meru simba lodge
食後にはコーヒー、ホットミルク、ココア、あらゆる飲み物が用意され
バナナケーキまで出た。暖炉には薪がくべられ、
オーナーがもてなしてくれる。

しかしそれ故に周囲との格差を余計に感じてしまう状態になる。
非常に丁寧に管理された芝生、宿泊客が通るたびに
砂の足跡が残る磨かれた黒いテラスがあり、
その敷地は丁寧に隠された有刺鉄線と生け垣で覆われ、
入り口は鉄門で閉ざされている。
ポーターはアフリカンでラフな格好をしている。そこまで管理できないのだろう。

ひとたびロッジから出ると今にも草が浸食してきそうな未舗装の凹凸の激しい
道があり、道の脇には雨風をぎりぎりしのげる煉瓦造りの家がぽつぽつと
存在し、洗濯物やぼろぼろになった靴が無造作に乾されている。

自動車が通ること自体が珍しいのか幼い子供は車に向かって手を振り、
ある程度年齢がいった子供は軽蔑の目を向け、大人達は関心を示さないふりをする。

そういった環境で欧米人の登山家を迎えてロッジを経営するのは
並大抵のことではない。あの女主人はどういう背景があるのか、
恐らく夫をキリマンジャロで無くしたのではないかと想像しみんなに話す。
それは冗談として受け入れられる。もちろん冗談ぽく話す。

でもあの環境で少なくとも僕はうまくやっていける自信はない。
そんなことを考えながら、しかし次の日はこの旅のメインイベントである
メルー山登山なので、荷物を整え9時頃には熟睡している。

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2006年9月15日 15:06

title 06tanzania: Ngorongoro crater 8th Wonder 03 (2006年9月14日)

DSC00547
NGOTOKITOKI PICNIK SITE.

クレーターの中は写真でも分かるようにほぼ平らだ。
長い年月をかけて周囲の山が削られ堆積したのか、
あるいは大昔湖の底だったのか、不思議なくらい平坦な環境。
これも不思議なのだが、高い木は存在せず、視界はクレーターの縁まで届く。
雨季と乾季、堆積した土壌の性質、草食動物、そういったものがジャングルに
なるのを防いでいるのかもしれない。

このクレーターにとりわけ来たかったのはわけがあって、
その閉鎖された空間が村上春樹の世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
を彷彿させたからだ。

もしかすると一角獣の頭骨が落ちているかも知れないし、
クレーターの中心には湖があってそこが唯一の下界への
通路かも知れなかった。

実際にはクレーターの中の湖はどこかへ吸い込まれ、
クレーター外の麓からわき出ているのだろう。
クレーター付近はやたらと緑が豊富でプランテーションの場所にもなっていた。

DSC00548
集合。

朝7時頃クレーターに向けて出発し、中に入ったのが9時か10時頃だろうか。
砂埃を巻き上げて3時間ほど走り回り、昼ご飯を食べた。休憩は湖の横で。

DSC00589
シマウマに近づく

ダチョウも見かけたが、実際に見るとあれだけ大きな鳥が
いるのはちょっと現実的でない気すらする。

クレーター内部は比較的天敵が少ないのか、
シマウマや水牛の群れは非常に数が多い。
恐らく彼らにとって一番の天敵は人間で、
自然保護地区を出た外の世界で普通に見かける動物は
マサイ族が所有する牛と、その牛たちを追う犬だけだ。

DSC00197
水を求めて。

ライオンと子ライオンが何かを食べている様子を遠くから1度だけ発見した。
それにしても、草を食べるだけで生きていける動物がこれだけいるのが
とても不思議。

DSC01929
クレーターから出る

2,3時間クレーター内を走って様々な動物を見た後、
明日のMeru登山に備えてArushaへ帰る。

DSC00317
さよならクレーター

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2006年9月14日 15:00
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