吹き出すような笑いを求めていくとそういうことは少なく
どっちかと言えばニヒルなアヒル、風刺、皮肉、と言ったところが正しい。
印象に残ったのは襲いかかる街灯と戦う
ロビン・ロードの《無題/街灯》2005年。
いくつか他にも面白い作品があったのだが、
とにかく全部まじめに見て回るとたぶん4,5時間かかる。
小走りに見ていった感じでも1時間以上かかった。
半日潰れる覚悟で行かないとダメかも。
体験型の
(誰も体験していなかったけれど)カバンを被って1分立ってみよう、
みたいなやつとかは、ああこれgamiさんがいればおもしろかったなあと思う。
一緒に見に行く人も重要w
アグネスホテルで初めて作品を見た田中功起の新作、
金だらいを森美術館で200個落とすというものが最後にあったが、
それほどのインパクトは無く終了。
面白そうな展示だったので他の展示は見ずに
これだけ見ようと思って出かけた森美術館の
MAM Project 005: John Wood and Paul Harrison。
僕のような文章表現力のない人間にとっては
シュールな映像という一言に集約されてしまう映像の数々。
4mx6mくらいの小さな白い部屋で薄毛の人物が一人で何かやっている。
それを天井の面から俯瞰する。
構図が綿密に計算されている、と紹介されているが
なるほどそうなんだろうと思う。
結構面白いので15分くらい見ていたが
眺める人々もみんなそれくらいの時間見ている。
これだけの時間人を拘束できるってすごいなあと思いながら、
もしかすると"オチ"を期待しているから拘束されるのでは無いか?
と自問自答して全部は見てないんだけど離脱。
小さなA5くらいのパンフレットを見るとメインの映像作品が27分?
だったかで、まだ半分くらい続きがあった。
おおっという驚きはそれほど多くはない。
ふうん、くらい。