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前編 靴を返した1人が下がると、 残りの2人が手を繋ぎ、ゆっくりとネコになった。 彼らはもともと手のひらくらいの大きさしかなかったので キチンとしたネコのサイズになるまで少し時間がかかったが、 それほど長い時間というわけでもなかった。 そのネコはお
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2004年11月25日 05:52
丸ノ内線の終電が終点の茗荷谷に到着し、 降りたときから何か少しずれたような空気が流れていた。 仕事を終えて最寄りの駅まで歩いたときはとても寒かったのにも 関わらず、どちらかと言えばなま暖かい風が吹いていた。 奇妙な風に乗って大きなポプラの葉が坂道を
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2004年11月24日 19:07
中国で爆発的な人気らしい。村上春樹の翻訳本。 昨日読売新聞かどこかの夕刊の一面に出ていた。 ちょっと前には朝日新聞で1面使って、村上春樹を 3人がてんで勝手に分析をしていた。25周年で本の表紙が 新しくなったり、本屋の店頭にもたくさんならべてある。
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2004年11月20日 16:43
「時間軸と空間軸を狂わす音楽や小説がある。 まるで部屋が深海をただひたすら海底を目指し、 降下を続ける潜水艇になったような気さえするのだ。」 2004/10/04 ESCAPE WHILE YOU CAN / Yukito Inoue というわ
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2004年10月 4日 13:07
結果としての未来の選択肢が限られているとすれば それは現在が映し出されただけかもしれない。 サイケデリックな絵を見て満足する男のように。 BGM: Jamiroquai / Space Cowboy
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2004年10月 3日 05:40
何かの結果として現在があるとすれば 未来は現在の結果として存在する future consequences balance defection つまり現在を。
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2004年10月 3日 05:40
夜中の3時過ぎ、その部屋の扉を開けた。 暗闇が待ちかまえていて、廊下の薄暗い蛍光灯が 部屋の中を少しだけ照らした。 全く同じ4つのベッドと、ベッドサイドのテーブルと、 その上に全く同じ時計がのせられていた。 誰もいない。 時計は、1秒ごとに違う音を
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2004年9月20日 19:15
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