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最寄りの首都高の入り口を思い浮かべながら、羽田空港の向かいの人工の島までの 道をシュミレーションする。そんなに首都高には詳しく無い。ETCはセットされている。 カーナビは使わない。迷っても、あるいはたぶん迷ったくらいの方がいいだろう。 味気ない
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2006年9月 2日 15:00
1 東京をクールにアドリフトする、というのが23歳の僕の目標で、 それは概ねうまくいっているように思えた。 雑誌から切り取ったような、あるいは誰かはドラマに出てくるような と言うかもしれない。誰もがそういった作られたイメージに軽い憧れを持っていて
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2006年9月 2日 11:00
冷蔵庫を開けると、扉のすぐのところにあるペットボトルや 牛乳を置く場所があると思う。そこに目的の本はあった。 冷気と湿気でいつもより重くなっている本を手に取り、 3日前ほどに入れたしおりを取り出す。 このところ会議のタイミングなどで夕飯を食べそびれ
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2006年6月26日 15:58
それって強迫観念なんじゃないの? と誰かが言う。 出張で泊まるビジネスホテルの嫌なところなんて 列挙の暇がないわけだが、 僕にとって致命的なのはタバコのにおいだ。 経費を最大限節減したこういったホテルにおいては 空調は基本的に全ての部屋の空気を均一
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2006年4月 7日 18:15
気付いた時、僕はベッドに寝ていた。小鳥の声が外から聞こえた。光がカーテンの隙間から入っていた。
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2006年2月19日 16:12
僕は彼女の幼い頃の記憶に触れた。それは彼女の母親が、彼女に何度も話して聞かせた話の記憶のようだった。
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2006年2月18日 16:11
起きた時の状況は寝る前とまったく変わっていなかった。音のしない世界と眩しい光。
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2006年2月17日 16:10
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