世界を股にかけるデザイナー集団tomatoがcasioとコラボして作った
腕時計第2弾、
CASIO i-RANGE TOMATO タフソーラー電波時計
MULTI BAND 5 IRW-M200LTM-1JR
なんだかんだ安いのでAmazonで買っちゃった。
腕時計なんてしないんだけど。
でもこぞってみんなが高級なブランド腕時計をしてるのを
真似るよりはなんかいい気がすんだよな。気のせいか。
箱はtomatoらしい、開けてみるとピンク!なデザイン。
中に透明なプラスチックのケースが。その中もピンク!
裏面にはdesigned by tomato の文字。
1回フル充電すると1年?か2年?持つと書いてある太陽光発電パネルが見える。
tomato関連
・underworld beaucoup fishのジャケ
・tokyo art beat Tシャツ
・wordimagesoundplay PS2インスタレーションクリエイトソフト
・Tomato workshops
・adidas superstar
光の館は新潟にあるJames Turrellデザインの日本家屋。
佇まいは神社のようなイメージ。
この建物を知ったのは2年くらい前で、半年前に予約した。
可動式の屋根が開きOpen Sky(ここではOutside In)を
畳に寝転がりながら楽しむことが出来る。
写真はgamiさんが撮影した光ファイバーで発光する風呂の入り口と俺。
建物内はタレルおじさん指定の光量にしぼった間接照明がそここに存在し
オレンジのスリットと緑色のスリット。
スリットの後方は十分な距離が確保されて光はほとんど均一に光っている。
土壁のような材質。
掛け軸がかかっているような場所にオレンジのスリット。
注意して聞くと高周波の音が聞こえてくる。
蛍光灯のような光源なのだろうか。
gamiさんによると実際に建築を行ったのは早稲田の教授?のようだ。
日本家屋だし、タレルおじさんにそこまでの知識があったのかは
確かに疑問だ。
立て付けを見ると、そこまで丁寧な仕事とは言えない。
建物内は全体的に光量が少なく、日が落ちると
照明が存在感を増す。
トイレとか、どこにスイッチがあるのかよくわからない。
比較的大きな風呂場は水面と洗い場の高さがほとんどそろっており
水面から5cmほど下で
光ファイバーが束になりねじられて青い光束を作っている。
光は全反射して水面下に留まるため
物を入れると(つまり入浴すると)水中で発光するような仕掛けだが、
気泡などで水の透明度がいまいち足りず感動的な体験とまではいかず。
光量も落ちているのかも知れない。
日の入り1時間前からプログラムがスタート。
自動的に照明を調節し、日が落ちていくあいだ空を見上げる。
可動式の屋根にスイッチを入れて開ける。
このOpen Skyそのものは
直島や金沢で見たものと全く一緒で、
空は曇っていて、白く見える。
間接照明によって切り取られた
空が水色に見えてくるのが不思議だ。
白かったはずなのに。
距離が計算されているのか
光の館の空間は直島や金沢と比べて
一回り小さいのにもかかわらず
開口部の大きさは写真に納めると同じ。
だんだんと
ブルーがYves Kleinのような濃さになる。
雲が動いているのが見える。
それにしても青い。
畳に寝転がってくつろげるのはとてもいい。
適当に写真を撮ったり
空と屋根の輪郭だけ見てみたり
なんであんなに青く見えるのか考えたり。
直島や金沢では常に他人の目があったけれど
ここではそういうものもない。
ふと隣を見ると、
瞳の中にもOpen Sky
やがて外は暗くなり、
室内がぼんやりとしたオレンジで包まれて
いつのまにかプログラムは終わる。
闇に包まれた光の館を見学して、眠る。
朝のプログラムは3時から。早起きだ。
台風の中、
偶然にも雨がそれほど降らずにすんだのはたぶん幸運だ。
Naoshima Open Sky by James Turrell
Kanazawa Open Sky by James Turrell
先々週?見た古賀充のsea stone worksがどうしても気になり、
gamiさんと雨の中原宿に行くこと4回目。
残念ながら購入したLow Ride Sofaは革張りになっており
座り心地がかなり異なる感じ。
けど、いました。石は。
写真はgamiさんと石、というタイトルで撮影した
stone with legs.
こういうリアルな美術品?を買うのは2回目だがとても気に入っている。
フリーマーケットみたいなところで買った物も入れたらたくさんあるか。
先々週本人から買えればもっとよかったな。
千駄ヶ谷というか、原宿というか、なかなか歩いていくと
距離のあるplaymountainで行っていた展示。
古賀充というアーティストの石を加工した作品がとても良かった。
海辺に落ちているごくありきたりな石に、4本の足がついていたり
花器(といっても50mmx50mmx10mmくらい)になっていたりする。
サンドブラスト(砂粒を噴射して削っていく手法。金型のシボ(=梨地)加工
なんかにも使用される)して石を削っているため全く違和感がない。
つまり石が海辺で石同士ぶつかってだんだん摩耗していくのと同じ
処理によって加工しているので、自然に削れたように見える
反面、形状は完全に違和感のある4本足なので
とても不思議な物体になっている。
これはもう見て損はない。7/8までやっているので
暇な人は行ってみたらどうかと思う。
アーティスト本人もいた。とても好青年な感じだった。
加工にどれくらいかかるんだろう。結構な手間だと思う。
聞けば良かったな。暇があればまた行けばいいか。
http://www.landscape-products.net/news/archives/2007/06/news_18_june_2007.html
続きを読む廣村正彰 「2D⇔3D」
ギンザグラフィックギャラリー。
こういう展示に行って良かったなと思うのは
展示から別の場所に派生することだとおもう。
TABに表示されていたポスターがかっこよかったので
行ってみたのだが、廣村正彰は紀伊国屋や
丸善なんかのロゴをデザインしている人だった。
この人が手がけているデザインは何らかのサインを
グラフィックで表す物が多くて、
なんていうジャンルなのかなんていうものなのかわからないが
例えば美術館とか大学とかの建物の中にある案内表示とか
そういうもの。
見ていて行ってみたいと思ったのは横須賀美術館
ここのwebページを見るとたぶん廣村正彰デザインの
サイン(アイコン?)がたくさんあるので
イメージがわくと思う。
火曜日まで?
吹き出すような笑いを求めていくとそういうことは少なく
どっちかと言えばニヒルなアヒル、風刺、皮肉、と言ったところが正しい。
印象に残ったのは襲いかかる街灯と戦う
ロビン・ロードの《無題/街灯》2005年。
いくつか他にも面白い作品があったのだが、
とにかく全部まじめに見て回るとたぶん4,5時間かかる。
小走りに見ていった感じでも1時間以上かかった。
半日潰れる覚悟で行かないとダメかも。
体験型の
(誰も体験していなかったけれど)カバンを被って1分立ってみよう、
みたいなやつとかは、ああこれgamiさんがいればおもしろかったなあと思う。
一緒に見に行く人も重要w
アグネスホテルで初めて作品を見た田中功起の新作、
金だらいを森美術館で200個落とすというものが最後にあったが、
それほどのインパクトは無く終了。