空港は感動的なほどのものではないが、綺麗で新しい。
インゴ・マウラーの展示で見た
ガラス内部に極細の配線を施しあたかもLED素子が
浮いているようなしかけの照明というか壁があった。
金が掛かっている。
ドバイのタクシー代は結構安いので空港からホテルまで
1500円くらい?かと思われたが、
今日はホテルの予約をしていない。
ということで急いでホテルに向かっても意味ないので
09年に開通したというメトロ(といってもモノレールのようなもので、
ゆりかもめのように外を見ながら走っているよう)の始発・6時くらいで
中心部に向かうことにして、空港の荷物受け取りコンベアのとなりの
椅子で眠ることにする。
と思ったらなんかすごいアラビアンな呪文みたいなものが
流れて来た。なんだろうこれは。
ホテルの宣伝だった。
少し寝た。
21:40出発のエミレーツ航空・ドバイ行き
ボーイング700番台の新しい機体で、まず座席の間隔が若干広い。
シートとキャビンアテンダントの格好で、非常にアラビックな
雰囲気が漂っている。
キャビンアテンダントはとても気が効いている。
かなり前に予約したおかげか、3人席が2人席に切り替わるあたりの
かなり後方の席にしてもらっていたためスペースがちょっと広い。
進行方向右側だったが、あとでドバイの街が見えた。
機内エンタテイメントの液晶が少し大きい。
驚いたのは各座席にUSBコネクタとコンセントが用意されている。
デジカメとかUSBマスストレージを接続すると、画像やPDFファイルが
閲覧できるようになっている。あまり必要な昨日には思えないが
充電に使えた。
カップホルダーは中心が回転する構造で、
前の椅子倒されても常に水平になるようになっている
面白い。
まあここらへんって、
ボーイングの仕様であって別にエミレーツという
わけではないんだろう。
映画の数がかなりある。音楽は数百枚分のデータが入っており、
その中から選択してプレイリストを作成できる。
FUJI ROCKに出演していて今まで聞いたことのなかったディスクから
数枚選んでいるうちにZero 7の新アルバムを見つける。
知らなかったアルバム出してたのか。
しかしヘッドフォンがちゃちすぎる。
よく出張する人たちが機内の変換アダプタ付きのノイズキャンセリング
ヘッドフォンを持っているが、なるほどこれならわかる気がする。
聞きたい曲がこれだけ入っていればもうちょっとまともな音で聞きたい。
これは到着した上海の浦東(プートン)空港
移動の連続。
浦東は初めてだった。やはり広い。
万博があるせいもあってか、JAL便から団体の日本人観光客が
たくさん上陸していた。
大連の工業地区から市内、空港の方に向かう。
遠くの煙突からは硫黄のような色をした煙が
上がっている。明らかに体に悪そうだ。
日本では、煙突から出る煙をなるべく出さない、
というよりは見えなくするために排出する気体の
温度をあげていると何かで聞いた。
それにしたって黄色すぎる。
霧に隠れた山の手前、
南側?に巨大な橋が建設中でものすごい数の
建築機械が浮かんでいる。
空港からは大連の市内が見える。
特徴的な建物は、日本が統治を開始した際に
木造では火災が延焼するのでレンガ造りを
指示したかららしい。ここにも高層建築物が
建設中だ。